歯が割れる・欠ける
GWが始まり、レジャーに行かれる方も多いのではないでしょうか
旅行先で歯のトラブルがおこると憂鬱でせっかくの旅行も台無しになってしまいますよね
先日も旅行中に歯が欠けたといって来院された患者様がいらっしゃいました
旅先で美味しいフランスパンをかじったら前歯が欠けてしまったというのです
パンと聞くとやわらかくてそうなイメージですが、意外とパンのミミの部分等は固く、咬みちぎるのに結構な力が前歯にかかるのです
ですから、パンを食べる時はかぶりつかないでお行儀よく小さくちぎってからお口に入れた方が、歯の為にもマナー的にも良いという訳なのです
その患者様は旅行中、前歯が欠けた状態で過ごさざる得ない状況で、記念写真を撮るときも前歯を気にして笑顔が作れなかったそうです・・・
基本的に歯が欠ける原因として、固いものを咬んだり、以前の詰め物が劣化して脆くなった場合、あとは歯ぎしりや食いしばり等の過度なストレスが歯に加わった場合に起きやすくなります
歯の一部分が欠けた場合は接着性のプラスチックの材料でその日に治すことが出来ます
しかしながら、歯が大きく欠けてしまった場合や、歯の神経に感染がおきて、神経の処置を行わなくてはならない場合には、被せもので治しますので治療期間が延びてしまいます
最悪の場合は、歯の根っこが割れてしまうケースで、そうなると折れた歯を抜かなくてはならなくなるので、さらに治療期間は長くなります
今回の患者様のケースでは、歯が欠けた原因として、だいぶ昔に治療した、歯の大部分を覆うプラスチックの詰め物が強い力に耐えられずに欠けてしまったということでした
患者様はもう前歯が欠けるのは耐えられないとのことで、より強い材料での修復治療をご希望であったことと、歯の大部分の欠けをカバーしなくてはならないといった理由から、今回は被せもので修復しました
皆様も旅行先等での歯のトラブルには十分気をつけていただいて、楽しいGWを過ごしてくださいね
※代官山デンタルサロンは5月3日縲怩U日までお休みをいただきます。
通常は火曜休診日なのですが7日(火曜)は営業いたします。