痛くない治療と無痛麻酔の工夫

電動麻酔注射と表面麻酔スプレー

当院では、治療中の痛みがなるべく出ないようにするための、さまざまな工夫をしております。まず、麻酔注射の前に歯ぐきに表面麻酔スプレーを吹き付けて、注射針のチクッとした刺激を軽減します。

使う注射針は33G(ゲージ)という数値の極細針を使用し、さらに「小さくて軽い」ペングリップスタイルの電動麻酔注射を使い、コンピュータ制御でゆっくりと麻酔液を注入していきます。従来の注射器より自由で繊細な操作が可能になり、痛み、ストレスの少ない麻酔注射をご提供できております。

経験豊富なドクターの時間をかけた治療

歯科医

当院では、なるべく痛くない治療を実践するために、予約のお時間を通常の診療所より多めにお取りしております(最低でも1時間以上ほど)。

これは丁寧に段階を踏んでお声がけをしながらゆっくり治療を進めるためのお時間です。これにより歯医者が苦手だった方でも多くの皆様が、治療を進められることが出来ております。

ブログ関連記事:「痛くない・怖くない歯科治療」
http://daikanyama-ds-blanche.com/blog/2013/10/post-133.html

どうしても抵抗のある方はクリーニングだけの来院も

PMTC
▲クリーニングだけの来院も

歯医者さんや痛みにどうしても抵抗のある方は、歯ブラシ指導やクリーニングなどをお受けいただき、初日はお帰りいただく場合もございます。

もし、ご自身で大丈夫そうだと判断された場合は、ご了承をいただいてから、その日のうちに治療を行う場合もございます。いずれにしても、じっくりとお話をしながら、進めていきたいと思います。

キーンという音を軽減するために「音楽プレイヤー」

音楽プレイヤー
▲お手持ちのプレイヤー持参も

歯医者さんの独特の音に「キーン」というタービン(モーター)の回る音があります。削る音ではないのですが、どうしても苦手な方はお手持ちの音楽プライヤーをご持参されてもかまいません。

治療中のこちらからの呼びかけには、ジェスチャーやサインなどで合図いたします。

根管治療(歯内療法)

根管治療

当院では、米ペンシルバニア大学・歯内療法科のコンセプトにのっとり、マイクロスコープを使用した根管治療を行っております。歯の神経(歯髄)まで進行した深い虫歯の場合、根管治療が必要な場合があります。

詳しくは、マイクロスコープを用いた根管治療のページをご覧ください。

マイクロスコープ

奥歯の被せもの・銀歯の下の虫歯について

銀歯が取れたり外れたりした歯は要注意

虫歯の再発

この写真は、取れてしまった銀歯を持って来院された患者さんの奥歯です。現在痛みは無いとのことでしたが、奥歯の銀歯が取れて黒くなっている状態です。

黒くなった部分は虫歯になっていて、麻酔をして虫歯の治療をしなくてはならない状況でした。

どうして被せ物の下が虫歯になるのか

被せ物の下の虫歯は何も治療していない歯に出来る虫歯とは違って、気がつくのが遅く、被せ物が取れて初めて虫歯の存在に気がつくケースが多くあります。

被せ物を歯にくっつける為のセメントが溶け出してくると、被せ物と歯の間に隙間ができ、その隙間から虫歯になることがあります。虫歯は被せ物の下でじわじわと進行し、最悪のケースでは歯の神経を取らなくてはいけなくなります。

本来、固い組織である歯ですが、虫歯になると柔らかくなり、被せものが外れたり、グラグラしたりします。そうなってから被せ物の下を見てみると思いのほか虫歯が広がっていることが多いのです。

被せ物・詰め物の歯は定期検診を

定期検診
▲詰め物のチェックを

被せ物をしている歯は痛みがなくても隙間から虫歯になっているケースもあるので、まずはきちんと歯磨きを行って、虫歯菌が侵入するのを防ぐ必要があります。

また、定期検診などをきちんと受けて、被せ物が外れかかっていたり、隙間があいていないかなどを歯医者さんに見てもらう事も早期発見につながります。

皆様も被せ物の下に隠れた虫歯等がないか歯医者さんに見てもらって、虫歯予防・早期発見につなげましょう。

前歯の虫歯について

前歯の虫歯

前歯が虫歯になってしまい、見た目を改善したいという30代の男性の例です。

虫歯が多くあり、虫歯の治療に使われていたプラスチックの詰め物も変色している状態で、歯の黒ずみや隙間が目立っていました。また、歯ぎしりも夜にしているとの事で歯が短くすり減って短くなっており、歯の黄ばみも気になります。

前歯五本に被せものを行い、すり減った歯の長さを回復し、見た目にもバランスの取れた歯並びとなりました。

被せ物(クラウン)治療のほうがよいケースも

歯科医
歯科医師より

歯の表面のみの浅い虫歯ならプラスチックの材料でつめることが出来るのですが、深い虫歯や、上記のケースのように歯ぎしりで歯がすり減ってしまった場合などは詰め物ではなく被せものの方が良い場合もあります。

プラスチックの材料は簡単に詰める事が出来るのですが、変色したり外れてしまったりする可能性があります。その場合は詰め物の下が虫歯になったりするので注意が必要です。

3DS「虫歯予防に有効な殺菌用マウスピース」

3DS
▲3DS

当院では、院内にて専用の薬剤とマウスピースで約5分間、お口の中にはめ込むだけで痛みもなく簡単な虫歯予防の施術方法「3DS」を導入しております。

詳しくは、3DS「虫歯・歯周病予防に有効な殺菌用マウスピース」のページをご覧ください。

虫歯(う蝕)とは

サブページ

虫歯(齲蝕 – うしょく)とは、虫歯菌が作り出す酸により歯をとかしてしまう病気です。初期の虫歯は痛みを感じません。虫歯は自然治癒することはなく、放置してしまうと知らず知らずのうちに大きく深くなり、痛みを感じるころには神経に達してしまいます。

虫歯治療を繰り返すことは、患者さまの大切な歯の将来を考えると、良いことではありません。当院では、虫歯にならないように予防ケアを行っていくことで、患者様が健康な歯を保てるようにサポートいたします。

また、虫歯治療では「早期発見」「早期治療」がとても重要です。虫歯になってしまった歯に対しては、耐久性・審美性・機能性・安全性などを考慮した質の良い治療を提案しております。

こんな症状はございませんか?

  • 歯の表面の溝が黒くなる、穴があく・水や甘いものがしみる
  • 時々痛む・舌でさわると引っかかった感じがする
  • 食べ物が同じ場所にひっかかる

虫歯の進行度合い

虫歯は放っておくととってもコワい病気です。虫歯の進行度合いを図解で、ご説明させて頂きます。

1
虫歯になる一歩手前の状態です。

2
初期の虫歯で、エナメル質内に限
局したものです。

3
虫歯が象牙質の大部分まで進行しています。冷たいものがしみたり、甘いものを食べると痛みを感じるなどの自覚症状が現れます。

4
虫歯が進行して歯髄(歯の神経)まで達すると、細菌感染をおこすため歯髄に炎症が起きます。歯髄に炎症が及ぶと激痛が生じます。ここまで進行してしまうと、歯髄(神経)を取る処置が必要となります。

5
さらに虫歯が進行すると歯を残すことができなくなるため、歯を抜く処置を行います。

6
根の先にたまった膿が歯肉を破って外に排出されることもあります。

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