院長ブログ

2013年10月04日
偏頭痛・肩こりの改善法

悪いかみ合わせや歯ぎしり、くいしばりが原因で偏頭痛がおこる場合があると前回お話させていただきました

じつは、歯ぎしりやくいしばりは生理現象の一つなので自分で止める事はなかなか難しいのです

また、寝ている間の無意識での歯ぎしりやくいしばりを抑える有効な治療方法は、残念ながら現時点では確立されていないので、歯科では歯をすり減りから守る為のマウスピースを装着するという治療を行っています。

マウスピースをはめることで歯のすり減りも防げますし、少し歯ぎしりやくいしばりの程度を軽減する効果もあります

また、もともと歯が虫歯や歯周病によって悪くなってしまい、左右のかみ合わせのバランスがくずれたことが原因で肩こりや偏頭痛が起こっている場合は歯の治療をきちんと行って、奥歯でしっかり噛めるようにする事で体の不調が改善することもあります

何が原因で偏頭痛や肩こりが起こっているのかを突き止める事はなかなか難しいですし、こういった不快な症状は完治が難しいともいわれております

なので、考えられる原因を一つ一つ改善していくことで徐々に症状も和らいでくるのではないでしょうか。

皆様もこういった症状に悩んでいらっしゃる方は一度歯医者さんに相談してみてはいかがでしょうか
2013年10月04日
偏頭痛・肩こりと歯の関係

朝起きると顎が痛い、偏頭痛がする、肩こりや腰まで痛い・・・

という症状でお悩みの方は結構多くいらっしゃいます

みなさん整体やマッサージなどに通われているのですが、なかなか改善しないようで、原因はなんなのでしょうか・・・とよく相談を受けるのですが・・・これが原因です！！という明確な答えは残念ながらありません

偏頭痛や肩こり等の不快な症状は、ストレスであったり、気温変化に伴う体調の悪化であったり、病気であったりと、様々な状態から引き起こされる事が多く、色々な原因が重なって起こってくるものだからです。

その原因の１つに歯が関係している場合があります。

例えば、歯ぎしりやくいしばりなどで無意識に歯や顎に負担をかけている場合・・・

または、歯並びが悪くて悪いかみ合わせで歯や顎に負担をかけている場合・・・

このような場合には偏頭痛や肩こり、目の疲れ等の症状が出る場合があります。

ひどくなってくると、顎の関節に支障を来しますので、お口が開かなくなったり、開けると痛いといった状態になる場合もあります

ひどい肩こりや偏頭痛、顎の痛み等の症状がある場合は一度歯医者さんで噛み合わせや顎の関節のチェックをしてもらうと良いかもしれませんねﾂꀀ
2013年09月28日
急患受付の歯医者　恵比寿・代官山の歯科医院

代官山デンタルサロンは今日も元気に診療中です

土日も診療しているせいか、急に歯が腫れましたと駆け込んでいらっしゃる方や、被せものがとれましたといって来院される患者様もとても多くいらっしゃいます。

基本的には予約をいただいての診療なのですが、急な飛び込みの患者様にも対応しております

やはり、体の病気は忘れたころにやってくるもので、まさかこんな時に・・・という時にかぎって被せものが取れてしまったり、歯が痛くなったりするものなのです・・・

代官山という土地柄、週末は観光や遊びにいらしている方も多いので、そういった方が駆け込んでいらっしゃることもありますし、遊びにきたついでにホワイトニングやクリーニングをされる方もいらっしゃいます。

代官山デンタルサロンはその名前の通り、サロン＝集いの場　でありたいと思っております

様々な目的で代官山を訪れた方々が集う場として、居心地のよい空間作りを心がけております

皆様も代官山にお越しの際は是非、代官山デンタルサロンにお立ち寄り下さいね
2013年09月27日
歯と健康

今日はとても良いお天気で秋晴れですね

食欲の秋という事で美味しい物がたくさんあってついつい食べ過ぎてしまいます

美味しい季節の物をしっかり咬んで味わうということは、若い頃は当たり前だと思っていましたが、実はとてもありがたい、幸せなことなんです

今回は、私がそのことを実感した、ある出来事をお話ししようと思っております。

実は、私の祖父は私と同じ歯科医師で、なんと、80歳まで現役の歯科医師として医療に携わっていました。

元気いっぱいに地域の皆様の歯の治療をしていた祖父は、私のあこがれの大先輩で、私も小さい頃から祖父の仕事場で遊んだり、仕事ぶりをみていたからか、いつの間にか祖父と同じ歯科医師を目指し、現在に至る訳なのですが・・・

つい数ヶ月前、祖父が他界しました。93歳で大往生。でも、私は祖父に少し心残りがあるのです。

あんなに元気いっぱいで、食べる事が大好きだった祖父・・・歯科医師でしたので自分の歯のメンテナンスも自分でしっかりと行い、何でも美味しそうに食べていました。

しかし、病気をきっかけに、みるみるうちに歯が悪くなり、入れ歯となりました。

すると、とたんに食べられるものが減って、今まで何でも食べていたのに、少し食べにくそうに食事をとるようになってしまったのです。

他界する直前にお見舞いにいったところ、入れ歯も合わなくなっており、口から食事を取れない状態でした。

あんなに食べる事が大好きだった祖父が食事に興味が無くなってしまい、元気がなくなってしまったのです。

そこから１ヶ月くらいで祖父は他界してしまいました。

私がちゃんと入れ歯を修理したり調整してあげればよかった・・・、そのまえに歯を失う前にきちんとクリーニングやケアをしてあげればよかった・・・と、悔やんでも悔やみきれません。

こういった状況を目の当たりにして、きちんと口から食事を取ることや、食べる楽しみがいかに大切な事であるということを強く実感しました。

ですから、私は、若いころからの歯のケアや、小さい頃からの歯磨きの習慣はとても大切だと思っております。
少しでも長く自分の健康な歯で食事をとることは、大げさかもしれませんが、人の寿命をも左右しうるのではないでしょうか・・・

そして、私は歯科医師として、患者様にずっと健康な歯で美味しいものを味わい、幸せを感じてほしいという思いから、健康な歯を保つことの重要性を伝えていかなければならないと思い、日々診療をしているのです。

食欲の秋、皆様も美味しい物をしっかりと自分の歯で味わって堪能して下さいねﾂꀀ
2013年09月26日
歯並びと歯ぐきの炎症・腫れ

最近雨が多いですね

なんだかジメジメしているときは気分も暗くなりがちですが、代官山デンタルサロンはそんなジメジメした空気を吹き飛ばすべく、今日も元気に診療しております

さて、本日、歯ぐきから血が出るとのことで来院された患者様がいらっしゃいました。

患者様は、歯磨きも１日３回食後に行っているのに歯ぐきから血がでるのはどうしてだろうと首を傾げていらっしゃいました。

お口の中を見せていただくと・・・部分的に歯並びが悪く、歯ブラシの届かない部分が見つかったのです。
案の定、その部分の歯ぐきから出血がおこっていました。

歯並びが悪いと、見た目だけではなく、歯ぐきや骨にも悪影響を及ぼすのです。

歯並びが、がたがたしていたり、歯と歯が重なっていたりすると汚れがたまり、歯磨きで除去しづらくなります。

すると・・・虫歯になりやすくなったり、歯周病や歯肉炎を引き起こしてしまうのです。

一番良いのは歯並びを矯正治療で治すことです。
もちろん見た目も綺麗になりますし、歯の清掃性がアップしますので虫歯予防や歯周病予防にもつながるのです。

矯正治療が難しい場合は歯医者さんに歯磨きの仕方を習いにいきましょう。
歯ブラシの大きさや種類などを選んでもらって、きちんと歯の隙間に歯ブラシの毛先があたるようにしなければなりません。

それでも必ず磨き残しがでますので、その場合は専門的な機械や薬を使って歯医者さんでクリーニングしてもらって下さいね