ペットも人も歯周病予防
歯周病という病気は皆様ご存知ですよね。
歯周病菌が引き起こす感染症で、歯茎や骨に炎症を起こします。歯周病が悪化すると口臭がしたり、歯茎から出血したり、歯を支える顎の骨が溶けることで歯がグラグラしてきます。
最終的に放っておくと歯が根っこごと抜けてしまう病気です。
人間と同様にペットにも歯周病が蔓延しているってご存知でしたか?
我が家にも2匹の犬がいますが、歯を観察してみると歯石がついていたり、歯石のある場所の歯肉が赤くなっていたり・・・口臭が出てきたり・・・と、人間の病気と同じように進行していくのがわかります。
人間の場合、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の固まりが歯の表面や歯の間に溜まると唾液などのカルシウム成分によって固められて(石灰化)歯ブラシでは取れない歯石となります。歯垢が歯石になるまで約1ヶ月くらいかかります。
一方、動物の場合はどうでしょう。猫は約7日、犬は3縲怩T日で歯垢から歯石へと変わってしまいます。人間よりだいぶ早いスピードで石灰化が進むので、ペットも人間と同じように歯石になる前にきちんと汚れを落としてあげなくてはならないということがわかります。
ましてや、人間の様に自分で歯ブラシも出来ませんので飼い主さんのケアが大切になってきますね。
我が家の二匹の犬も歯ブラシを人間同様行っておりますが・・・これが一苦労です。。。言葉で言っても言うことを聞いてくれないので、ものすごく嫌がります。。。
でも、可愛いペットの歯を守るために、歯ブラシをしているのですが、ペットにしたら意味もわからず口の中をごしごしされるのは気持ちがよいものではありませんよね・・・
人間のようにペットも言葉がわかればいいのにな・・・と思う今日この頃です。