世界基準のジェットウォッシャー(熱水消毒器)、クラスBオートクレーブを導入しました
このたび代官山デンタルサロンでは、世界基準に準拠した規格の洗浄マシンと滅菌器を導入いたしました。
- ミーレ ジェットウォッシャー 熱水消毒器
- DACプロフェッショナル クラスBオートクレーブ
…の2つの機械です。
一般的な歯科クリニックでは「手洗いによる器具の洗浄 ⇒ オートクレーブでの滅菌」が、治療器具の主な洗浄・滅菌の工程になります。当院では、より滅菌・洗浄力と院内感染防止・衛生管理を高めるために、この2機種を導入いたしました。
ミーレ ジェットウォッシャー(熱水消毒器)
このジェットウォッシャーは、使い終わった器具の洗浄から乾燥までを自動で行ってくれる消毒器です。一般的な人間による手洗いや超音波洗浄では落ちにくい血液や唾液等のタンパク質汚れもしっかり洗浄します。
消毒・滅菌の世界基準「ISO15883」に定められた「93℃+5分」という条件をクリアし、器具の洗浄⇒すすぎ⇒消毒⇒乾燥を自動的に行います。
洗浄にかける時間も軽減され、スタッフの安全にも一役かっています。空いた時間の分、他の業務に専念できるメリットも生まれます。
DACプロフェッショナル「クラスBオートクレーブ」
器具をジェットウォッシャーで洗浄・消毒したら、次はクラスBオートクレーブで高蒸気圧滅菌します。クラス(B)オートクレーブは一般的なオートクレーブ機器(N)よりも滅菌のレベルを引き上げます(上から順に(B)⇒(S)⇒(N)…とクラス分けされる)。
クラスBとは、ヨーロッパの基準EN13060に準じ「あらゆる種類の菌を完全に滅菌できる」ということを意味します。
2014年に新聞TVの報道で問題になり、世間にも認知され始めた歯科用タービンの滅菌についても、当院では上記の工程で洗浄・滅菌を施し、患者様ごとにタービンの交換を徹底して行っております。
*詳しくは2014年10月当院ブログ記事「ハンドピース(タービン)の滅菌について」もご覧ください。