保育園歯科検診
保護者様からの質問にお答えする形で仕上げ磨きの上手なやり方や、歯ブラシの仕方を中心に進めていきました。
実際には2歳児のお子様に歯ブラシ指導をしたのですが、みんな元気いっぱいで歯ブラシに興味を持ってくれたようです
保護者の方には資料を配布する形で仕上げ磨きのやり方や、歯のお悩み相談にお答えさせていただいたのですが、皆様困っていたのは、相談する先生によって答えがバラバラで混乱するということです
例えば、指しゃぶりやおしゃぶりはいつまでしてよいのか・・・など、先生によって考え方が異なります。
今回は日本小児歯科学会のガイドラインに沿ってお答えさせていただいたのですが、歯科医師の立場からすると指しゃぶりやおしゃぶりは2歳頃までにやめた方がいいです。やはりかみ合わせや歯並びに悪影響が出てしまうからです
こういったご相談やお子様の歯のことなど、保護者様がお子様の歯に関してとても関心が高く、きちんとケアされているということがわかり、歯科医師としてとても嬉しく思いました
子供の時に正しい歯磨きをしていると大人になっても虫歯や歯周病にかかりにくくなります
また、大切なのはご家族ともに虫歯や歯周病のケアをしっかりされて、歯医者さんで定期検診をきちんと受けるということです
虫歯や歯周病は細菌感染なので唾液を介してうつります。ですので、ご家族の方に重症な虫歯の方や歯周病の方がいるとお子様や家族にもうつる可能性が高いのです
お子様のお口の健康は家族の問題でもあるのです。なので、きちんと歯医者さんで検診や治療をしてもらいましょうねツꀀ