歯内療法という言葉をご存知ですか
前回、根管治療とは?ということで歯の根の治療に関して大まかな目的と治療についてご説明致しました。
今度は、歯内療法についてです。こちらの言葉も聞きなれない言葉ではないでしょうか。
歯内療法とは大きく分けて3つに大別されます。
1:歯髄温存療法(神経を残す治療)
2:根管治療 (歯の根の神経の治療)
3:外科的歯内療法(根管治療では治癒しなかった場合の外科的な治療)
前回お話しした根管治療は、歯内療法という歯の神経や根の先の病気に対して行われる治療の中の一部の治療であります。
例えば、1:歯髄温存療法についてですが、これは保存することが可能な歯の神経を極力温存し細菌に感染している歯質と場合によっては歯の神経を除去し密封するという治療です。このように神経を残すような治療も歯内療法の重要な治療の一部です。
また、3:外科的歯内療法についてですが、こちらも抜歯せずに根の先の病気が存在している部分のみを除去することで治癒をはかり歯を保存する治療です。
このように、歯内療法は主に歯の病気に対して保存的に行われる治療であり、歯を健康に残すための治療であると言えます。