歯から神経を取る・・・?
そろそろ夏休みも終わりでしょうか。
DDS通信がお久しぶりになってしまいました。受付の池田です。
驚くほどの暑さも、だんだんと落ち着きを見せてきましたね。
前回、簡単な虫歯治療の流れを載せましたが、まだまだ治療内容について書ききれていないことが多くあります。
今回は神経の処置を重点的にまとめてみました。
虫歯の痛みが酷くなり『神経を取ったことがある』という方は少なくないはずです。
その処置がどういったものかご存知でしょうか?
簡単に大きな図にしてみましたが、この処置を小さな歯の内部で行います。
根っこの形や数は人それぞれ細く複雑な形なので肉眼で直視することはほぼできないと言えます。
完全に細菌を取り除くことは非常に困難です。
細菌を残した状態で被せ物をかぶせてしまうと再び細菌は増殖し、再発を繰り返します。
再発すると前に作った被せ物を壊し再び根の中をきれいにする処置が必要な場合が多く、最悪の場合は抜歯になってしまいます。