悪いかみ合わせや歯ぎしり、くいしばりが原因で偏頭痛がおこる場合があると前回お話させていただきました

じつは、歯ぎしりやくいしばりは生理現象の一つなので自分で止める事はなかなか難しいのです

また、寝ている間の無意識での歯ぎしりやくいしばりを抑える有効な治療方法は、残念ながら現時点では確立されていないので、歯科では歯をすり減りから守る為のマウスピースを装着するという治療を行っています。

マウスピースをはめることで歯のすり減りも防げますし、少し歯ぎしりやくいしばりの程度を軽減する効果もあります

また、もともと歯が虫歯や歯周病によって悪くなってしまい、左右のかみ合わせのバランスがくずれたことが原因で肩こりや偏頭痛が起こっている場合は歯の治療をきちんと行って、奥歯でしっかり噛めるようにする事で体の不調が改善することもあります

何が原因で偏頭痛や肩こりが起こっているのかを突き止める事はなかなか難しいですし、こういった不快な症状は完治が難しいともいわれております

なので、考えられる原因を一つ一つ改善していくことで徐々に症状も和らいでくるのではないでしょうか。

皆様もこういった症状に悩んでいらっしゃる方は一度歯医者さんに相談してみてはいかがでしょうか